海外不動産投資で失敗しないために知りたい5つのポイント

コラム

昨今、国内の不動産価格上昇に伴い、利回りが低下しているため、比較的利回りが高く、物件価格の安価な海外不動産の魅力が年々高まっています。そんな海外不動産投資を行う際に気をつけなければならない点がいくつかあります。この記事では、海外不動産投資で失敗しないためにおさえておきたい5つのポイントについて解説していきます。

任せきりにせず、自分自身でも情報収集をする

海外の情勢は、刻々と変化しますので、情報源を1つだけに依存するのはお勧めできません。ウェブ上のニュースや海外情報メディアをウォッチしたり、海外不動産投資を行っている企業のメルマガなどに登録するなど、複数経路からの情報を取得できるようにしておくことが重要です。

注意して収集しておきたい情報としては、地震や津波、台風などの天災に関する情報、政権交代やクーデター、戦争などに関する政治的な情報、不動産に関する法律や税金の動向、為替などの値動きなど多岐にわたりますが、中でも為替の動きに関しては、不動産投資の利回りやキャピタルゲインと同じくらい収益性を左右しますので、定期的にチェックすると良いでしょう。

1エリアに投資を集中させない

1件目の投資がうまくいくと、どうしてもその物件やエリアに再投資をしたくなりますが、海外不動産はカントリーリスクや為替リスクなどもありますので、資産を1箇所に集中させるのは避けて分散投資を心がけましょう。

成長性の高い国で投資を始めたら、次は安定性の高い国に投資をするなど、異なる動きをするエリアに投資を分散させることでリスクヘッジを行いながら資産を増やしていきましょう。

資産全体の3割以下など余裕資金で投資する

海外不動産投資は、国内不動産投資と比べるとリスクが高くなりますので、ある程度の値動きや変動があったとしても、余裕をもって対応ができる範囲内の資金で運用すると良いでしょう。

また、不動産投資ローンを利用する場合は、どんな事態であっても返済を滞納することがないように、1年分くらいの返済金額分を手元に残しておくなど、キャッシュに余裕をもっておくことをおすすめします。

出口戦略を決めておく

海外に限らず、不動産投資は出口戦略をしっかりと持っておくことが大切です。たとえばマンション投資であれば、いつ売却するか、あるいは総額でいくらの利益や損失が出たら売却するかなどをしっかりと決めておきましょう。

投資期間中の国際情勢や為替動向、不動産の価格変動などに注視しながら、必要に応じて当初の出口戦略を見直していくことも大切です。海外不動産投資で失敗するリスクを最小限に抑えながら目標の利益達成に向けて取り組みましょう。

海外不動産のプロと税務のプロを味方につける

海外不動産に詳しいプロと税務のプロを見つけることが、海外不動産投資での成否を分けます。海外の場合は、国によって不動産に関する法律や税金などが大きく異なりますので、それぞれをしっかりと把握している会社と付き合う必要があります。税務に関しては、海外不動産投資会社で抱えている場合もありますし、紹介してもらうこともできるので、まずは会社選びをしっかりと行うことが大切です。知人に詳しい人がいる場合は話を聞いて紹介してもらうのが良いでしょう。直接の伝手がない場合は、海外不動産を販売している企業のセミナーに参加してみるのもお勧めです。

海外不動産投資は、投資したい国・エリアに強みがあり、かつ信頼ができる会社や担当の営業マンと付き合うことが大切です。また、投資を他人任せにし過ぎず、自発的に情報収集を行うことも重要です。リスクを抑えるための分散投資や余裕資金での運用、出口戦略などの検討もしっかり行うことが、海外不動産投資で失敗しないポイントです。

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