カンボジアの保健省が「オミクロン株」を警戒し、アフリカ10カ国からの帰国者へ水際対策を開始

カンボジアニュース

カンボジアの保健省が11月29日未明に南アフリカなどで猛威を奮っている新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株(B.1.1.529)」を警戒し、アフリカ10カ国からの帰国者へ水際対策をすると発表しました。

オミクロン株による入国規制を巡っては、タイが12月1日より、南アフリカ、モザンビーク、レソト、エスワティニ、ボツワナ、マラウイ、ナミビア、ジンバブエの8カ国からの入国受け入れを禁止すると発表しています。

今回カンボジアの保健省が発表した内容によると、直近3週間でボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、マラウイ、アンゴラ、ザンビアの10ヶ国へ渡航した履歴のある者を48時間隔離し、追って通知があるまで延長すると伝えています。

28日には保健省のOr Vandine報道官が「カンボジア国内ではまだオミクロン株の感染が確認されていないことから、これまでに同ウイルスが確認されている国・地域からのフライトを禁止する予定はない」と述べており、タイ、シンガポール、日本、スリランカ、インドネシアを含む他のアジア諸国による同様の動きに続いたものと見られています。

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