海外不動産投資前に知っておきたい「現地視察ツアー」の内容とは?

コラム

海外不動産投資を検討している人は「現地視察ツアー開催」の文字を目にした人がいらっしゃるのではないでしょうか。新型コロナウィルスの登場によって、2019年末以降はバーチャルツアーなど、新たな形のものも登場しています。そんな「現地視察ツアー」とはどのようなものかを解説します。

大手旅行会社でも開催される「海外不動産視察ツアー」

海外不動産の視察ツアーは海外不動産投資用の物件を販売している企業が開催するのはもちろん、大手旅行会社でも実施されています。

大手旅行会社が打ち出しているプランを見てみると、最少催行人数2名からといったものや、気になる物件をピンポイントで案内してもらえるプランなど、お客様の要望に合わせてカスタマイズできるようなものまであります。

日程に関しては、平日に出発し、1泊3日で帰国するなど、物件の場所に訪れて、蜻蛉返りといったようなツアーも多く目にします。じっくり街中の雰囲気も含めて検討したい場合はそれなりに予算をかける必要がありそうです。

海外不動産投資用物件を販売している企業が行うツアー

海外不動産投資の販売を行っている企業が行う現地視察ツアーでは、物件近くの観光スポットや首都などを回って、その国の魅力や、物件の立地などがしっかりわかるように設計されているものが多く見受けられます。

担当の営業マンや現地スタッフが同行し、海外不動産投資のプロから直接アドバイスを聞けるのが大きなメリットになります。また、ツアーのプログラムに参加者全員参加型の食事会が設けられている場合も多いようです。

自分では気づかなかった疑問点が他の人から指摘されるなど、学びにつながることもあると思うので、このような機会にしっかり疑問点をクリアにすると良いでしょう。

IT時代ならではのバーチャルツアーに注目

冒頭でも触れたように、新型コロナウィルスの影響などで実際に現地訪問するのが難しい場合もあります。そのような場合はバーチャルツアーがおすすめです。

バーチャルツアーにもさまざまな形がありますが、現地スタッフがオンラインツールを活用してリアルタイムに行われるものと、動画などで撮影したものを閲覧するパターンが広がりをみせつつあります。
リアルタイムで行われるものは、状況を見ながら質疑応答ができるといったメリットがある反面、通信環境に左右されるため、インフラが整っていないと実施できないといった面もあります。

バーチャルツアーの活用で防ぐ機会損失

現地に訪問する時間すら取り辛い人にもバーチャルツアーは有効です。特に新興国の海外不動産投資物件の購入を検討している場合は、物件価格が1年で数百万円かわる場合も少なくありません。現地に訪問せずとも購入できる材料がある程度揃ったら、バーチャルツアーもうまく活用して迅速に判断することで、機会損失を防ぎましょう。

まずはご自身で検討している物件周辺でどのようなツアーが行われているか、担当の営業マンに確認してみてはいかがでしょうか。現地に法人がある場合は、お客様に合わせたプランを提案してくれるかもしれません。

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