日本で海外不動産を購入するときに知りたい「海外送金」について把握しよう!

コラム

海外不動産を購入する場合、物件にもよりますが、多くの場合現地価格分を日本円で支払うことになるため日々変動するレートの変化に注意する必要があります。
販売元から直接購入する場合は現地銀行に送金する必要があります。今回はそんな海外送金に関わる注意点をメインに解説します。

手数料や送金限度に注意が必要な海外送金

不動産にもなると、国内海外問わず大きな金額が動きます。キャッシュで契約する場合もありますが、銀行口座に振り込みを行う海外送金が一般的です。
海外送金は大金を持ち歩かなくても良いというメリットを享受できる反面、想像以上に手数料がかかります。

手数料が安いことで知られている楽天銀行を例に見てみても、仮にタイへ20万円送金するとした場合、手数料だけで4,750円ほど発生します。
さらに1度に送金できる限度額が決まっており、20万USドルまでとなっています。物件価格にもよりますが、60万USドルの物件の購入を行う場合、3回に分ける必要があり、手数料もその回数分発生することになってしまいます。

銀行によって手数料や、一回の送金限度額が変わるので、しっかりチェックしましょう。

現地購入時に注意したい為替変動と両替時のポイント

日本から海外不動産を購入する場合は、上記の通り海外送金を活用した購入が主流です。しかし、直接現地に行ってキャッシュで購入する人もいるかと思います。

その場合、現地で両替を行う必要があります。海外では、両替所によってレートが大きく変わります。両替する額が大きくなればなるほどそのレートが大きく影響してきますので、事前にしっかり確認してから両替を行うように注意しましょう。

海外不動産を購入する際は、このような取引に慣れている販売業者に相談しながら進めるようにしましょう。海外送金する場合、どの銀行が使えて、手数料はどのくらいかかるのかなどアドバイスしてくれるでしょう。また為替に関しては時々刻々と変動します。手数料ではないため、ある程度の変動は許容できるように価格を算出する場合は、余裕を持ってシミュレーションすることも重要です。

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